こんにちは、株式会社アリアです。

今回は、フレームワークを利用したWebアプリケーション開発について書いてみようと思います。

昨年の話となりますが、大規模なWebアプリケーション開発に携わる事が決定した際、システム全般の基本設計を一任していただきました。開発に利用する言語やフレームワークを利用するか否か、といった根幹部分も含めて一任していただいたので、自分の知識や近年の技術傾向、お客様の仕様要件などを勘案して言語とフレームワークを選定しましたが、利用するフレームワークを決定する際に一点だけ自分の思いを込めました。

それは、「我々が日本での大規模開発利用の先駆者になる!」という思いです。

当時、選定したフレームワークはメジャーアップデートが行われたばかりでした。メジャーアップデート以前のバージョンでの開発実績は数多く、弊社でも実績がありましたが、メジャーアップデート後の国内開発実績は耳にしておりませんでした。それもそのはずで、メジャーアップデート版の日本語解説本は存在せず、Webマニュアルも英語版のみという状況であったため、一部のギークな人だけが手を付け始めた程度のタイミングだったからです。そのため、国内の先駆者がほぼ皆無とも言える未知の世界での開発となりますが、「その世界での経験が、開発に参加するメンバーのスキルや自信の向上に必ず繋がるはずだ」という思いを込めて選定を行ったというわけです。

そのフレームワークは英語圏で開発された物であるため、当然ながら新バージョンのノウハウは英語圏に多くありましたので、英語での検索や読解、旧バージョンの日本語マニュアルを参考にした推測や考察といった対応が必要となったわけですが、参加メンバーが期待に応える対応を見せてくれたため、厳しいスケジュールを遵守して予定通りにリリースを行う事が出来ましたので、密かに秘めた思いを達成する事が出来たのではないかと思っています。

なお、私自身も新バージョンでの開発は初となるために、フレームワーク選定時に自宅 PC にインストールして基本的な仕組みや作法といった事を確認したり、開発中に発生した懸案事項を解消するための方法を、自宅で構築した簡易アプリケーションで模索してみるといった対応を通じ、一技術者として非常に楽しむ事が出来た開発となりました。

開発を行ったWebアプリケーションが何であるかは、残念ながら皆さんにお教えする事が出来ませんが、大手ネット企業にて利用されている物なので、Webブラウザを介して目にしていただいているかもしれませんね。

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